『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

最終章 さようなら、ベースボール!!![3]

2005年06月16日 | 最終章
[3]

 この国に一日も早く、純粋で、活力あふれる、いたってノーマルな「スポーツ文化」を根づかせなければなりません。でないと、世界の人々からも相手にしてもらえなくなります。
 「スポーツ文化」を“正しく”根づかせる夢を叶えようと思ったら、いまの時点では、日本プロ野球(何度も言いますが、「プロ野球」とは名ばかりの企業野球、蔑称「プロ余興」)、「傲慢&肥満帝国USA」の“薬漬け”MLB、大新聞社様ゴリ押しの“アナクロ”高校野球などなど、野球をすべて私たちの視野の外へと追いやるしかありません。野球なんかでいつまでも大喜びしているからダメなのです、この国は。
 わが国のスポーツ新聞は単なる「与太オヤジお慰め新聞」に過ぎないのですが、これもまた、日本スポーツ界の中心に野球がドシリと居座りつづけているからにほかなりません。

 野球を見捨てる。削除する。排斥する。じつに簡単だと思います。実際、野球のない国(あったとしても社会の隅でひっそりと存在しているような国)のほうがこの地球上には圧倒的に多いですし、またそんな国のほうが概して幸せそうだし、楽しそう。
 でも実際、この国からベースボールが消えるとは考えられません。野球はこの国の人々にうってつけのボールゲームです。
 あまり動かなくてよくて、ルールブックが分厚くて、そして、とってもアメリカン!!! ホント、お似合いです。ピッタンコです。この国には「精神的肉体的へなちょこ」どもがうじゃうじゃ溢れかえっているわけですから、この運動量の少ないアメリカンボールゲームを今後も過大評価しつづけるでしょう。ひょっとしたら私の物言いに反発した勢力が、ますます野球を盛り上げてしまうかもしれません。
 でも、ホントのホントにどうなんでしょう? ベースボールなんかやって、いったい何になるのでしょう? たいして体を鍛えたことにもなりませんし、時間の無駄遣いだし、世界性はないし、デブだし……、そして何より、アメリカ合衆国におだてられるのが関の山だということです。
 国際社会のヤクザたる「傲慢&肥満大国USA」に、「日本のベースボールもなかなか進歩してるじゃないか、ん?」などとおだてられて、はい、おしまい。もう苦笑いしか出てきません。
 このままではUSAとの親密度ばかりが増すだけで、世界とは全然仲良くなれませんよ。日本はいつまでたっても国際社会の「正会員」にはなれません。

 「私、野球なしでは生きていけません!」──。 そんな方々はUSAに移り住めばいいのです。あこがれのUSAに。インディアンたちから強奪したあの広大な土地には、まだ2億8千万くらいしか人が住んでいません。まだまだ空き地だらけ。
 最近、「薬漬けMLB」で活躍する日本人選手を応援するためのパックツアーみたいなものがありますが、それに参加した人たちはそのまま米国に住みつけばいいのです。片道切符! 帰ってこない!
 「センキュー、センキュー」などとナイスな発音でグリーンカードでも取得して、そのまま「肥満大国」に同化すればいいのです。金髪にして(もうすでにそんな方も多いようですが)、美容整形もして、女性だったら豊胸手術も施せば、きっと喜んで受け入れてもらえるのではないでしょうか?(つづく)

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