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大手マスメディアの “群れ” にメスを入れ、その中から『読売』というガン細胞を切除・摘出する―。
もうだいぶ “転移” も見られます。ですから手遅れの感は否めません。でも、これが21世紀半ばに向けてわが国が取り組むべき “最低限” の課題でしょう。これができなきゃ日本は沈んでしまいます。間違いありません。
で、これは「市民レベル」で取り組んでいくしかない、政治には到底期待できない、と私は思っていました。しかし、「いやいや、民主党がそこそこやってくれるかもしれない!!!」、そう期待できるようなニュースが飛び込んできました。
14日、原口総務相が「クロスメディアの禁止」を法文化したいという考えを表明しました。「クロスメディアの禁止」、簡単に言えば、新聞によるテレビの支配を禁ずるということ。つまり、読売新聞は日本テレビ、朝日新聞はテレビ朝日…、といった日本独特の “系列” ってヤツを取っ払おうというものです。
当然、大メディア群はこの大臣の発言を黙殺しています。NHKなんて関係ないんだから伝えればいいのに、NHKも知らんぷり。
さぁ、どうなっていくでしょうか? 少なくとも民主党は大メディア群の既得権益に “着目している” ようですね。しっかり見守っていきたいと思います。
あっ、そうそう。ついでに野球チームの運営も禁止してもらえないでしょうかねぇ~? もちろん、「スポーツ文化の健全で豊かな発展」という視点からです。あっ、そう言えばこのブログ、『ベースボール不要論』でしたね。すっかり忘れておりました。ハッハッハッ、それでは~。(つづく)
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こんばんは。毎日寒いですね。
さて、1/12(火)に放送されたNHK『クローズアップ現代』を、みなさんはご覧になったでしょうか?
タイトルは「変わる巨大メディア・新聞」。
私は戦慄(わなな)きましたよ。「おっ、NHK、ついに一歩踏み出すのか?」と思って生唾ゴックンゴックンしながらテレビ画面に食いついたのですが、その内容は…
インターネットメディアの台頭で紙の新聞大ピンチ。そして、よその国、つまりアメリカ合衆国の厳しい新聞事情を伝えたのち、日本の新聞については、収益の構造がアメリカとはちがう、つまり日本の新聞は広告よりも販売が強い、だからしばらくの間は大丈夫そうだけど、ちょっと心配ですね~、という妙にお気軽で無邪気な内容。ただただ閉口、でした。
いま話題沸騰中で、日本の新聞社経営を語るうえでもっとも重大な問題である「押し紙」の“お”の字もなく、戦後日本最大のガン細胞たる極悪メディアグループ『読売』の“よ”の字もなく(まぁ、ゲストの立花隆さんがチラッと“よ”と言いましたが)、その他、記者クラブや既得権益などの諸問題にもまったく触れることなく、ジャーナリズムの定義も曖昧なまま番組終了。怒りが込み上げてきました。
いったい何なんでしょう? いや、何なんでしょう、じゃないですね。NHKも“一味”だ、というだけのことです。いま、民主党の議員は小沢氏の考えを忖度しながら行動してるんじゃないか、なんていう批判がありますが、それと同じまったく構図です。戦後の大手マスメディアの“悪しき”秩序を構築した極悪Y新聞の意図を、NHKは忖度している。そして何より、怖がっている。
このままではダメなんです。この壁を打ち破らなければならないのです、私たちは。これが今世紀最重要の課題!!! でも、どうすればいいんだろうか? 庶民の力を結集して、なんて言ってみても、この国に庶民などほとんどいない。大衆だらけ。もうダメなのか…。(つづく)
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はぁ~い、明けました、明けました。あっさり明けました。おめでとうございます~。
さぁ、現代日本最大のガン細胞=「大手マスメディア群」が音を立てて崩れ始める2010年がスタートしました。みなさん、張り切っていきましょう!!!
で、何度でも言いますが、『読売』を重点的にお願いします。狙い撃ちです。『読売』の勢力急拡大が戦後日本最大の過ちなんですから。明々白々です。
放っておいても奴ら(大手マスメディア群)は勝手に衰退していきます。が、その整理縮小の道筋を間違えると大変なことになってしまうことを肝に銘じていただきたい。まずは『読売』という“猛毒”をきっちり抜く。そして、血祭りに上げられた『読売』を横目で見た同業他社がどう動くかを見極める。これが第一段階です。
これはちょっとした革命かもしれません。でも、私たちはこれを遂行し、この国を再起動させなければなりません。やりましょう。『読売』を駆除し日本を “まともな” 国に。それでは、今年もよろしく~。(つづく)
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