●色彩俳句0192・朱03・永方裕子01・2014-09-17(水)
○「豊年やあまごに朱の走りたる」(永方裕子01)
季語(豊年・秋)「ほうねんやあまごにあけのはしりたる」
朱 #ba2636
調べると「あまご」はサツキマスとあります。まさに句にあるように、朱色の点を持つところがヤマメとの違いだと。この句では「朱」は「あけ」と読むようです。→色彩俳句-索引
○永方裕子(ながえひろこ)
●好きな一句「山は鳶放ちて秋の祭了ふ」02
季語(秋祭)「やまはとびはなちてあきのまつりおふ」
1937年、兵庫県神戸市出身。1974年「万蕾」入会、→殿村菟絲子に師事。「万蕾」同人。1976年万蕾賞、80年群青賞。81年より編集部所属。終刊後の平成8年「梛」創刊主宰。「麗日」で第13回現代俳句女流賞受賞。神奈川県在住。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます