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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句651「新緑や捻れば蛇口震動す」(『間夜』2015)(椎野順子)

2024-06-04 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句651・振動覚8・椎野順子01・2024-06-04(火)
○「新緑や捻れば蛇口震動す」(『間夜』2015)(椎野順子01)
○季語(新緑・初夏)(「→ふらんす堂」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:五感の「振動覚」第8弾。蛇口の捻(ねじ)れば水が出る側面よりも震動する側面を主に捉えた。新緑もまた雨に打たれて震動している。


椎野順子(しいのじゅんこ)
○好きな一句「間夜や水に根のばすヒヤシンス」(『間夜』2015)02
○季語(ヒヤシンス・晩春)(引用同上)(※間夜(あいだよ):男女が会う夜と次に会う夜との間。男女が会わないでへだてられた夜。)

【Profile】:1966年静岡県熱海市出身。1997年→小澤實に師事。2000年「」創刊に参加。2004年澤新人賞受賞。「澤」同人。

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