俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句635「父よ黄泉はこの稔田の明るさか」(『涼しき嵩』2005)(田所節子)

2023-08-27 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句635・超次元52黄泉4・田所節子01・2023-08-27(日)
○「父よ黄泉はこの稔田の明るさか」(『涼しき嵩』2005)(田所節子01)
○季語(稔田・三秋)(「→ふらんす堂」より引用)

【鑑賞】:風に稲の香りが漂う。黄金色に稔った稲田。黄泉の父よ。いまこの稔り田のまばゆいばかりの明るさにいるのか。


田所節子(たどころせつこ)
○好きな一句「埋火を起こす傷吹くやうな息」02
○季語(埋火・三冬)

【Profile】:1940年生まれ。1975年小径会入会。1977年「」(→能村登四郎主宰)入会。1983年「沖」同人。

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