俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句396・家屋俳句2-5縁側・武藤尚樹1・2018-9-14(金)
○「芋嵐縁側すこし濡れてをり」(武藤尚樹1)
○季語(芋嵐・仲秋)(「今はじめる人のための俳句歳時記新版(角川学芸出版編)」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「芋」は「三秋」。その芋の葉がめくれるほど強く吹く風が「芋嵐」で「仲秋」の季語。雨戸から入り込んだ雨に縁側が少し濡れています。
●武藤尚樹(むとうなおき)
○好きな一句「国道の真ん中乾く桜の実」2
○季語(桜の実・仲夏)(→「俳句空間―豈weekly」より引用)
【Profile】:1960年生まれ。1988年、「少年期」により第2回俳壇賞受賞。1992年句集『蜃気楼』(邑書林刊)上梓。