俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句395・手指1・田代朝子1・2018-9-4(火)
○「取り出す桃に手指の力抜き」(田代朝子1)
○季語(桃・初秋)(「俳句界201309」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:箱から桃を取り出します。少し塾れているようです。指で押し潰してしまわないように、力を抜いて柔らかく慎重に。なにしろデリケートな桃ですから。
●田代朝子(タシロアサコ)
○好きな一句「水分に夕日射し入る秋思かな」2
○季語(秋思・三秋)「ミクマリニユウヒサシイルシュウシカナ」(引用同上)※みくまり【水分り】《「水配り」の意》:山から流れ出る水が分かれる所。
【Profile】:1933年福岡県門司市出身。1980年、→岡部六弥太の「円」入会。2009年六弥太死後、6年間「光円」主宰。芭蕉祭特選賞、福岡市文学賞など受賞。