俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●挿絵俳句394・九月の蟬よ・透次408・2018-9-1(土)
○「九月の蟬よ蒼穹を謳歌せよ」(→透次408)
○季語(九月の蟬・初秋)※「蒼穹そうきゅう」:青空。大空。「謳歌おうか」:声を合わせて歌うこと。声をそろえて褒めたたえること。恵まれた幸せを、みんなで大いに楽しみ喜び合うこと。【→Haiku and Illustrationへ →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
Cicadas in September-
Singing along with the voice/
While enjoying the blue sky/Touji
【作句メモ】:「蜩(ひぐらし)=かなかな」や「法師蟬(ほうしぜみ)=つくつくぼうし」は秋の蟬とされています。しかし、夏の季語である蟬(例えば「油蟬」など)の中にも「遅れて生まれた」蟬もいるはずです。「九月の蟬」はそのような蟬を想定しました。