俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句392・光の物質化9・渋川京子1・2018-8-16(木)
○「月光にたっぷり浸し櫛使う」(渋川京子1)
○季語(月光・三秋)(「俳句201706」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:しばらく月の光に浸けておいた櫛。これはもう魔法の効力を帯びた櫛であります。月光にはそのような力が宿っているのです。
●渋川京子(しぶかわきょうこ)
○好きな一句「良夜かな独りになりに夫が逝く」(『俳コレ』2011)02
○季語(良夜・仲秋)(「俳句201202」より引用)
【Profile】:1934年東京都大田区出身。会社経営。「寒雷」(主宰→加藤楸邨)・「響焰」(主宰→和知喜八)を経て「頂点」「面」「明」に所属。現代俳句協会新人賞、第66回現代俳句協会賞受賞。現代俳句協会会員。