俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句392・爪5・源鬼彦1・2018-8-14(火)
○「炎天の使者ひつそりと爪伸ばす」(『白鳥』)(源鬼彦1)
○季語(炎天・晩夏)(「角川俳句大歳時記・夏」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:立秋過ぎですが晩夏の季語の俳句。これだけ過酷な残暑をもたらす使者ですから、さぞかし鋭利な爪を懐に隠していることでしょう。
●源鬼彦(みなものおにひこ)(1943~2020)
○好きな一句「海流はかの樺太へ終戦日」(『土着』2014)2
○季語(終戦日・初秋)(「俳句201707」より引用)
【Profile】:樺太生まれ。1966年→北光星に師事。「扉」入会。1984年「道(どう)」俳句作家賞受賞。1996年「道」編集人。2001年札幌市にて「道」主宰継承。第33回札幌文化賞。北海道文化奨励賞。