俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句393・質感=重25・杉原祐之1・2018-8-20(月)

2018-08-20 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句393・質感=重25・杉原祐之1・2018-8-20(月)
○「蜻蛉の目覚めの翅の重さかな」(『先つぽへ』2010)(杉原祐之1)
季語(蜻蛉・初秋)(「俳句201706・創刊65周年記念付録・現代俳人名鑑Ⅱ」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この「目覚め」とは「羽化」のことであろうか。はじめて宙を舞う直前に、蜻蛉はその羽の重さに自らのすべてを任せようとしている。

 

杉原祐之(スギハラユウシ)
○好きな一句「叱られに会社へ帰る秋の暮」(『先つぽへ』2010)2
季語(秋の暮・三秋)(引用同上)

【Profile】:1979年東京都出身。1998年、「慶大俳句」入会。以後、→本井英、→三村純也に師事。2001年「山茶花」入会。2007年「夏潮」創刊に参加。「山茶花」飛天集同人。「夏潮」運営委員。

コメント