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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句394・味覚24=薄味・秋篠光広1・2018-8-27(月)

2018-08-27 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句394・味覚24=薄味・秋篠光広1・2018-8-27(月)
○「冬瓜のうす味をもて山暮るる」(秋篠光広1)
季語(冬瓜・初秋)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「味覚」の「薄味」が続きます。「冬瓜」は薄味のスープやあんかけなどが美味しそう。静かな山間の旅館の夕食。冬瓜の椀などを賞味していると、山はとっぷりと暮れて行きます。

 

秋篠光広(アキシノミツヒロ)
○好きな一句「露草にとどく手紙の濡れてゐし」(第29回角川俳句賞受賞作品「鳥影」50句中の1句)2
季語(露草・三秋)(「俳句201411別冊付録・第60回記念歴代受賞作品集~角川俳句賞のすべて」より引用)

【Profile】:1940年大分県大分市出身、在住。→飴山實に師事。「」同人。1978年「風」賞受賞。「鳥影」にて第29回角川俳句賞受賞。「朝鳥」主宰。


秋篠光広掲載句
03名月やはばたくものを檻の中(名月・仲秋)〈方法498・不明32〉2020/10/1

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