俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0323・光彩06・鳥井保和01・2017-03-22(水)

2017-03-22 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句0323・光彩06・鳥井保和01・2017-03-22(水)
○「橋の裏まで菜の花の水明り」(『吃水』2010)(鳥井保和01)
季語(菜の花・春) 「はしのうらまでなのはなのみずあかり」(→「増殖する俳句歳時記」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:菜の花の鮮やかな黄色が、川面に映り込んで波にゆらゆら揺れています。それは橋の裏側をも黄色い光彩で照らしています。

 

鳥井保和(とりいやすかず)(1952~2020)

○好きな一句「白魚は水の色して紛れざる」02
季語(白魚・春) 「しらうおはみずのいろしてまぎれざる」(「俳句界201303別冊・平成名句大鑑」より引用)

【Profile】:和歌山県海南市出身。1982年、→山口誓子に師事。「天狼」コロナ賞受賞。2008年、俳誌 「星雲」創刊主宰。「宇宙」同人、「一七音樹」創刊同人、俳人協会会員、日本詩歌句協会理事、朝日新聞和歌山俳壇選者ほか。

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