俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●特集俳句0322・郵便俳句01・大塚凱01・2017-03-17(金)
○「あをぞらを花粉とぶ日よ投函す」(第7回石田波郷新人賞受賞作品「しづかな拳」より)(大塚凱01)
○季語(花粉・春) 「あをぞらをかふんとぶひよとうかんす」(「俳句201601」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:スギ花粉の黄色い風の中で数年間働いたことがあります。しかし、花粉症は発症しませんでした。今日から新しい特集・郵便俳句は「投函」からのはじまりです。
●大塚凱(おおつかがい)
○好きな一句「ぼうたんを風の結び目とも思ふ」(第7回石田波郷新人賞受賞作品「しづかな拳」より)02
○季語(ぼうたん・夏) 「ぼうたんをかぜのむすびめともおもふ」(引用同上)
【Profile】:1995年千葉県出身、東京都在住。中学時代に句作開始。俳句甲子園開成OB。「しづかな拳」により第7回(2015)石田波郷新人賞受賞。平成26年「群青」(→櫂未知子・→佐藤郁良代表)入会、同人。