俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0324・蛍色01・茨木晶子01・2017-03-29(水)
○「弾道の蛍色なるさくらの夜」(茨木晶子01)
○季語(さくらの夜・春) 「だんどうのほたるいろなるさくらのよ」【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:蛍色とは「緑がかった黄色」のような色。「蛍光色」ともいう。しかしカラーコードには見当たらない。最も近い色は「#B5FF14」。点滅していれば完璧な蛍色だ。「蛍色の弾道」とは、いかにも現代俳句の表現。
●茨木晶子(いばらきあきこ)
○好きな一句「戦中の型紙で裁つ花衣」(『火星一滴』2011)02
○季語(花衣・春) 「せんちゅうのかたがみでたつはなごろも」(→「関西現代俳句協会」より引用)
【Profile】:1927年、滋賀県出身。→赤尾兜子の「渦」同人。現代俳句協会会員。
↓
茨木晶子掲載句
03えんえんと溝蓋のあり大月夜(大月夜・三秋)〈特集545・いろは俳句(え)〉2021/8/27