俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0322・~色024・高畑浩平01・2017-03-18(土)

2017-03-18 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句0322・~色024・高畑浩平01・2017-03-18(土)
○「鋤き込みしげんげのいろの日暮かな」(第46回角川俳句賞受賞作品「父の故郷」50句中の1句)(高畑浩平01)
季語(げんげ・春) 「すきこみしげんげのいろのひぐれかな」(「俳句200011」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:れんげ・げんげ・蓮華・紫雲英とも。紫の雲の色のれんげの田。栄養を与えるために鋤き込みます。紫の色は消えましたが夕暮の色に昇華しました。

 

高畑浩平(たかはたこうへい)
○好きな一句「刳椀を並べて干せり春日向」(同上)02
季語(春日向) 「くりわんをならべてほせりはるひなた」(引用同上)

【Profile】:1937年、東京都出身。1981年「雲母」入会。→飯田龍太に師事。1992年終刊。「白露」(→廣瀬直人主宰)創刊同人。2012年終刊。2013年「郭公」(→井上康明主宰)創刊同人。第46回(2000年度)「父の故郷」50句により角川俳句賞受賞。

コメント