俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0321・嗅覚066・西澤みず季01・2017-03-06(月)
○「朧夜の玩具に弟の匂ひ」(『ミステリーツアー』2010)(西澤みず季01)
○季語(朧夜・春) 「おぼろよのがんぐにおとうとのにほひ」【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:この玩具とは積木できまりです。弟の手によって擦り減った木製の積木であれば、弟の匂いが染み込みやすいでしょう。さらに色彩も淡色になっていて趣深い。今日は「弟の日」。
●西澤みず季(にしざわみずき)
○好きな一句「縄文の穴から遠足の足音」(『ミステリーツアー』2010)02
○季語(遠足・春) 「じょうもんのあなからえんそくのあしおと」
【Profile】:1951年、岐阜県生まれ、府中市在住。「街」(→今井聖主宰)同人。