俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句0321・顎(あぎと)02・藤崎実01・2017-03-07(火)
○「永き日の大仏仰ぐ顎かな」(藤崎実01)
○季語(永き日・春) 「ながきひのだいぶつあふぐあぎとかな」(「俳句201502」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:前回の「あぎと」俳句は「→うつくしきあぎととあへり能登時雨」(飴山實)。今回は大仏を見あげる人の顎。永き日にゆったりとした大仏鑑賞です。
●藤崎実(ふじさきみのる)
○好きな一句「駅ごとの停車の長し山桜」02
○季語(山桜・春) 「えきごとのていしゃのながしやまざくら」(「俳句年鑑2012年版角川書店」より引用)
【Profile】:1922年、京都市出身。「杉」同人。