俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○色彩俳句0180・白035・今井聖01・2014-06-25(水)
○「トマト炸裂教会の白壁に」『バーベルに月乗せて』(2007)(今井聖01)
○季語(トマト・夏)
【鑑賞】:色彩の「白」で挙げた句ですが、どちらかというと真赤な句です。スペインあたりのトマト投げ祭の風景でしょうか。白壁にぶつけられたトマトの鮮烈な赤。
○今井聖(いまいせい)
○「輝く蛇工場の遠き突きあたり」『北限』(1984)02
○季語(蛇・夏)
【Profile】:1950年、新潟県生まれ。鳥取で育つ。1971年より→加藤楸邨に師事。「寒雷」を経て1996年に俳誌「街」を創刊主宰。シナリオを学び、今井邦博の名で映画「エイジアンブルー 浮島丸サコン」の共同脚本。横浜市在住。
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今井聖掲載句
03外房は耳の曲線夏燕(夏燕・三夏)〈次元628・曲線(空間)1〉2023/7/9
04机椅子一対消えて四月来る(四月・晩春)〈特集643・家具俳句2-7〉2024/4/7