俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0295・オノマトペ034・原雅子01・2016-09-08(木)

2016-09-08 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句0295・オノマトペ034・原雅子01・2016-09-08(木)
○「滞空のじんじんしたる蜻蛉かな」(『束の間』2011)(原雅子01)
季語(蜻蛉・秋) 「たいくうのじんじんしたるとんぼかな」【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえおかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:ホバリングをして宙にとどまる蜻蛉。蜻蛉の羽の振動音が「じんじん」と聴こえてくるようです。

 

原雅子(はらまさこ)
○好きな一句「ぬかるみに日の照りつけし秋彼岸」(『第51回角川俳句賞受賞作品「夏が来る」50句』)02
季語(秋彼岸) 「ぬかるみにひのてりつけしあきひがん」

【Profile】:1947年、東京都出身。1973年「→寒雷」(→加藤楸邨主宰)入会。「」(→矢島渚男主宰)、「雁坂」(→中嶋鬼谷主宰)同人。「扉の会」代表。2002年度現代俳句協会年度作品賞受賞。「夏が来る」にて第51回角川俳句賞受賞。

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