俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0297・味覚021=苦い・阿部正調01・2016-09-18(日)
○「薬味ほろ苦き母郷や新豆腐」(阿部正調01)
○季語(新豆腐・秋) 「やくみほろにがきぼきょうやしんどうふ」(「俳句界201510」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:母の実家にいます。身内の家にいるからといっていつも安らぐとは限りません。新豆腐の薬味のほろ苦さほどの出来事があったのです。
●阿部正調(あべせいちょう)
○好きな一句「県境を兼ぬる市境冬隣」02
○季語(冬隣・秋) 「けんきょうをかぬるしざかいふゆどなり」(引用同上)
【Profile】:1942年、大分県由布市出身。「蕗の里」主宰。大分県俳句連盟常任理事、俳人協会大分県支部副支部長。