俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0298・嗅覚062・関口祥子01・2016-09-27(火)
○「落鮎の腹の中まで炭匂ふ」(「祥」)(関口祥子01)
○季語(落鮎・秋) 「おちあゆのはらのなかまですみにほふ」【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:体は大きくなり油がのり、腹にはたくさんの卵や白子を持ってる落鮎。炭火で焼いた落鮎の腹の中まで炭火が浸透しているようです。
●関口祥子(せきぐちしょうこ)
○好きな一句「煮魚の骨ばなれよき夜半の秋」(『暾(ひ)に応ふ』2000)02
○季語(夜半の秋) 「にざかなのうおばなれよきよはのあき」
【Profile】:1931年、東京都出身。→鍵和田秞子に師事。「未来図」同人。1995年、俳誌「祥」創刊主宰。俳人協会幹事。第6回俳壇賞受賞。