俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0297・うす紅01・所山花01・2016-09-20(火)
○「ういろうの色はうす紅秋彼岸」(所山花01)
○季語(秋彼岸) 「ういろうのいろはうすべにあきひがん」(「俳句201508付録俳句手帖」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:味の違いによって色々な色彩を持つ蒸し菓子「ういろう」。この「薄紅色#f0908d」のういろうは「さくら餅風味」だと思われます。春の彼岸には付き過ぎですから、いい取り合わせですね。
●所山花(ところさんか)
○好きな一句「秋冷や瞼に触れし女医の指」02
○季語(秋冷) 「しゅうれいやまぶたにふれしじょいのゆび」
【Profile】:1927年岐阜県出身、岐阜市在住。1953年「→鶴」入会、→石田波郷に師事。→殿村菟絲子の「万蕾」に参加。「梛」顧問、「風切」代表。