俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句0214・形象文字03・中嶋鬼谷01・2015-02-15(日)

2015-02-15 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句0214・形象文字03・中嶋鬼谷01・2015-02-15(日)

○「西行忌花と死の文字相似たり」(中嶋鬼谷01)(→忌日祈念日

季語(西行忌・春) 「さいぎょうきはなとしのもじあいにたり」(界」201303別冊「平成名句大鑑

【鑑賞】:漢字の形から方法を得た「形象文字」第3弾。「花」と「死」の文字。似ているといえば似ていますが、それほど似ていないとも。そこが魅力の句です。

 

中嶋鬼谷(なかじまきこく)

○好きな一句「野に置いて蓬湿りの帽子かな」(「俳句」200007)02

季語(蓬・春) 「のにおいてよもぎじめりのぼうしかな」

【Profile】:1939年、埼玉県秩父市出身。祖父は秩父事件に身を投じたという。1989年より「寒雷」の→加藤楸邨に師事。1992年「雁俳句会」を開く。個人誌「鬼瓦版」を発行。


中嶋鬼谷掲載句
03泣いてをり肘に西瓜の種をつけ(西瓜・初秋)〈特集492・泣き鳴き俳句1-1(子供)〉2020/8/21

04ゆく秋のすつくと白き灯台よ(ゆく秋・晩秋)〈色彩503・白60〉2020/11/1

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