俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0295・真二つ(空間)01・岩谷山梔子01・2016-09-04(日)
○「真二つに割れば霧立つ西瓜かな」(『山梔子第一句集』1924)(岩谷山梔子01)
○季語(西瓜・秋) 「まふたつにわればきりたつすいかかな」(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:包丁を途中まで入れる。包丁を抜いて両手で力任せに開く。ばりばりと瑞々しい音をたてて西瓜が割れる。そのときに立つ霧。
●岩谷山梔子(いわやくちなし)(1883~1944)
○好きな一句「春の山いくつ越ゆれば都かな」02
○季語(春の山) 「はるのやまいくつこゆればみやこかな」(引用同上)
【Profile】:青森県出身。→河東碧梧桐、→大谷句仏、→大須賀乙字に師事し「懸葵」に拠る
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