俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句0153・聴覚046・大谷句仏・2013-12-16(月)

2013-12-16 11:04:32 | 五感俳句

●五感俳句0153・聴覚046・大谷句仏・2013-12-16(月)

 

○「小春日の障子をはたく遠音かな」(大谷句仏01)

季語(小春・冬)

ぽかぽかとした陽気の冬の日です。誰かが障子にはたきをかける音が遠くから聞こえてきます。乾いた空気の中で、妙にはっきりと聞こえます。そのはたきかたからその人の心境が少しわかるようです。

 

大谷句仏(おおたにくぶつ)(1875~1943)

代表句「春風や仏を刻むかんな屑」02

季語(春風)

京都市東六条出身。僧侶・俳人。大谷派本願寺第23世管長。俳句を→河東碧梧桐に学び、碧梧桐の三千里大旅行の後援者となった。のち俳誌「懸葵」を中川四明より継承、主宰。→俳人一覧(

 

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