俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●方法俳句0256・数詞効果012・嶋田一歩01・2015-12-10(木)
○「百五十億光年の星へ咳」(嶋田一歩01)
○季語(咳・冬) 「ひゃくごじゅうおくこうねんのほしへせき」【→方法俳句-索引01・方法俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:「三億円事件の日」に「億」単位の句を。星空へコホンと咳をしたのですが、その星が並みの遠さではありません。現在知りうる句の中で最大数を詠んだ俳句であります。
●嶋田一歩(しまだいっぽ)
○好きな一句「初鴉富士の白さをとびゆける」02
○季語(初鴉・新年) 「はつがらすふじのしろさをとびゆける」(「俳句201301」より引用)
【Profile】:1923年、東京都出身。1950年より→高浜虚子・→高浜年尾の指導を受け作句。1961年、「ホトトギス」同人。北海道ホトトギス会会長を経て、日本伝統俳句協会理事。医学博士。妻は俳人の→嶋田摩耶子。