俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0258・指012・内山思考01・2015-12-23(水)

2015-12-23 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0258・指012・内山思考01・2015-12-23(水)
○「寒い立てて東京タワー消す」(内山思考01)
季語(寒い・冬) 「さむいゆびたててとうきょうたわーけす」(→「現代俳句データベース」より引用)【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

【鑑賞】:これは人差指に違いありません。悴む指を立てて東京タワーの大きさを測ったのです。はからずもその人差指に遮られて東京タワーが見えなくなりました。今日は東京タワー完工の日(1958)。

内山思考(うちやましこう)
○好きな一句「厠出て忘年会に戻りけり」02
季語(忘年会・冬) 「かわやでてぼうねんかいにもどりけり」(引用同上)

【Profile】:2010年3月時57歳。三重県尾鷲市在住。「大樹」「風来」所属。「風来」(→和田悟朗主宰)編集発行人。現代俳句協会、大阪俳人クラブ、関西俳誌連盟会員。第45回現代俳句全国大会特別選者特選(→金子兜太選)。

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