俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0256・嗅覚054・高橋悦男01・2015-12-07(月)
○「野水仙海荒るる日は濃く匂ふ」(『海光』2000)(高橋悦男01)
○季語(野水仙・冬) 「のずいせんうみあるるひはこくにおふ」【→五感俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:好き嫌いでいうならば、好きな句です。端然として座りのいい句とは、このような句ではないでしょうか。
●高橋悦男(たかはしえつお)
○好きな一句「実朝の海あをあをと初桜」02
○季語(初桜・春) 「さねとものうみあをあをとはつざくら」
【Profile】:1934年、静岡県下田市出身。1947年「蘭」入会。→野澤節子に師事。1949年同人。1958年「海」創刊主宰。俳人協会幹事。日本文芸家協会会員。早稲田大学名誉教授。妻は俳人の日下野仁美。