俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0255・真赤04・立岩利夫01・2015-12-02(水)
○「針山を真赤に作り針を刺す」(『時間』1965)(立岩利夫01)
○季語(無季) 「はりやまをまっかにつくりはりをさす」【→色彩俳句-索引01・色彩俳句-索引02 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
【鑑賞】:現代俳句系の作者ですから「針供養(冬)」の句ではなく無季とします。鮮やかな深紅の針山を端切れで作りました。
●立岩利夫(たていわとしお)(1920~2010)
○好きな一句「落花生遠き月日の殻潰す」02
○季語(落花生す・秋) 「らっかせいとおきつきひのからつぶす」(→「現代俳句データベース」より引用)
【Profile】:大阪府出身。「雷光」「梟」「夜盗派」「縄」を経て「夜盗派」同人。1974年「海程」(→金子兜太主宰)入会、同人。現代俳句協会名誉会員。大阪俳人クラブ顧問。