俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0202・黒014・西村公鳳01・2014-11-26(水)

2014-11-26 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0202・黒014・西村公鳳01・2014-11-26(水)

【→色彩俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

○「冬雁のゆき水中に畦黒し」 (西村公鳳01)

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季語(冬雁) 「ふゆかりのゆきすいちゅうにあぜくろし」

 

【鑑賞】:冬の雁の群れが飛び立ったあとの田。長く降り続いた冬の雨に畦が黒々と沈んでいます。荒涼とした冬田の風景です。

 

 

西村公鳳(にしむらこうほう) (1895~1989)

●好きな一句「雪起し仏間の暗き加賀の国」02

季語(雪起し・冬) 「ゆきおこしぶつまのくらきかがのくに」

 

【Profile】:戦後に活躍した金沢で生まれ、金沢で暮らした俳人。生涯北陸の風土を詠み続けた。俳人協会会員。

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