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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0202・舌04・柳生正名01・2014-11-25(火)

2014-11-25 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句0202・舌04・柳生正名01・2014-11-25(火)

【→五体俳句-索引 →俳人一覧()】

 

 

○「切手よりの大きく憂国忌」(『風媒』2004) (柳生正名01) 季語(憂国忌・冬) 「きってよりしたのおおきくゆうこくき」 (「栗林浩のブログ」http://ht-kuri.at.webry.info/201405/article_3.htmlより引用)

 

【鑑賞】:切手より舌のほうが大きいということを再発見しました。もし逆であるならば、何度も舐めまわして舌の先がひりひりになることでしょう。今日は三島由紀夫の忌日「憂国忌」(1970)。

 

 

柳生正名(やぎゅうまさな)

●好きな一句「牡丹に金閣燃ゆる闇のあり」(『同上)02

季語(牡丹・夏) 「ぼうたんにきんかくもゆるやみのあり」

 

【Profile】:1959年、大阪府出身。東京都在住。1990年頃から、→大木あまり指導の職場句会に参加して作句、その勧めで「海程」入会。→金子兜太に師事する傍ら、安西篤指導の「海程多摩句会」で研鑽を積む。平成13年、海程新人賞を受賞、同人となる。第25回現代俳句評論賞受賞。現代俳句協会会員。

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