●五感俳句0202・嗅覚037・樋笠文01・2014-11-24(月)
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○「冬菊の捨てむとすれば匂ふなり」(樋笠文01)
○季語(冬菊・三冬)
【鑑賞】:「嗅覚」第37弾であります。捨てようとした枯れ果てた菊。いや、菊の香がまだまだこんなにも。もうすこし花瓶に挿しておきましょう。
○樋笠文(ひがさふみ)(1924~2011)
●好きな一句「入学写真いつも誰かがよそ見して」 (『樋笠文集』1981)02
●季語(入学・晩春)(「増殖する俳句歳時記20110415」より引用)
【Profile】:香川県出身。→久保田万太郎・→安住敦に師事。「春燈」同人。
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