俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0201・影(空間)06・橘孝子01・2014-11-16(日)
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○「影踏みの果てに上りぬ冬の月」 (橘孝子01)
季語(冬の月) 「かげふみのはてにあがりぬふゆのつき」 (「俳句例句データベース」より引用http://taka.no.coocan.jp/a5/cgi-bin/HAIKUreikuDB/ZOU/TENMONjikan/050.htm)
【鑑賞】:井上陽水の「桜三月散歩道」のなかの台詞。「夕日が太い鉛筆に吸い込まれるまで 影踏みをして遊ぶんだ 影を踏もうとすると 影は 驚いた魚のように 逃げたっけ」を思い出します。掲句は冬の情景ですが。
○橘孝子(たちばなたかこ)
●好きな一句「いつか死ぬ上から下へ秋の滝」(『住吉』1987)02
季語(秋の滝) 「いつかしぬうえからしたへあきのたき」
【Profile】:1922年、大阪府出身。→鈴木六林男に師事。「花曜」同人。