俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五感俳句0201・質感=重011・藤本美和子01・2014-11-22(土)
○「小雪や百匁とはこのくらゐ」 (「俳句」201208) (藤本美和子01)
○季語(小雪・初冬) 「しょうせつやひゃくもんめとはこのくらゐ」
【鑑賞】:実際に「匁(もんめ)」という目方の単位を用いた句。何の重さ百匁と言っているのかは不明です。現在の単位で374.62gですから、夕食の牛肉の目方あたりでしょうか。今日は小雪。
○藤本美和子(ふじもとみわこ)
○好きな一句「傾いてゐるところより春野かな」 (『跣足』1999)02
○季語(春野・三春) 「かたむいてゐるところよりはるのかな」
【Profile】:1950年、和歌山県出身。→綾部仁喜の「泉」同人。「泉」編集長。「跣足」により第23回俳人協会賞新人賞。「泉」主宰。
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藤本美和子掲載句
03穭田のところどころの焦げゐたる(穭田・晩秋)〈色彩555・焦げ色2〉2021/11/6