俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句0200・反射(空間)06・小西領南01・2014-11-09(日)
○「刈田のみ写す新設道路鏡」 (小西領南01)
○季語(刈田・晩秋)
「かりたのみうつすしんせつどうろきょう」 (「俳句界」201310)
【鑑賞】:カーブミラーが新しく設置されました。交通量のやや少ない田んぼのなかの道路です。そのカーブミラーは日がな一日刈田だけを写しています。
○小西領南(こにしりょうなん)
○好きな一句「谷川の滾ちて紅葉写さざる」02
○季語(紅葉山・晩秋) 「たにがわのたぎちてもみじうつさざる」 (「俳句界」201210)
【Profile】:1924年、愛媛県出身。1946年「東紅」(芝火)入会。1947年「天狼」入会。1949年「東紅」「俳句ポエム」同人、東紅賞受賞。1953年「炎昼」同人、炎昼賞受賞。1996年「黄鳥」創刊代表。俳人協会会員。
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小西領南掲載句
03土筆出る気配の土手となりにけり(土筆・仲春)〈特集612・きれきれ俳句1-6けり2〉2023/3/24