俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●色彩俳句0145・白028・渡辺桂子・2013-10-23(水)
○「白粉草の花の夕闇躓けり」(渡辺桂子01)
季語(白粉草・秋)
「白粉草(おしろい)」は、果実に白い粉があることから名づけられた花。「白」の名が付きますが、花の色は赤・ピンク・黄・白など様々なようです。夕闇に浮かぶ花の色に、おもわず躓いてしまうかのようです。
○渡辺桂子(わたなべけいこ)(1901~1984)
代表句「水巴忌の一日浴衣着て仕ふ」02
季語(水巴忌・夏)
東京都生まれ。東京女学校卒。1928年「曲水」に入り翌年主宰→渡辺水巴と結婚、1946年疎開先の鵠沼にて水巴病没。「曲水」をついだ→大谷碧雲居の死去にともない1952年主宰となった。
〈1年前の記事〉
●五感俳句0100・聴覚030・片山桃史・2012-10-22
●五感俳句0100・聴覚030・片山桃史・2012-10-22「あきかぜの水筒に鳴り天に鳴り」(片山桃史01)季語(あきかぜ) 秋は行楽のシーズン。弁当を作って、水筒に...