俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句0145・手06・有働木母寺・2013-10-22(火)
○「蘆の火の美しければ手をかざす」(有働木母寺01)
○季語(蘆火・秋)
【鑑賞】:湖や川に生えた蘆を屋根葺・葭簀・簾などの材料として刈り取り残った蘆叢を焼き捨てる。この焼き尽くしゆく火を蘆火という。水辺を白い煙と火が走り焼棄匂とともに秋の風物詩となる。「蘆・芦・葦・葭」は同意字であり作者により用いる字体が異なる。(『清月俳句歳時記』より引用)
○有働木母寺(うどうもっぽじ)(1901~1994)
○好きな一句:「踏切りを越えふるさとの蓼の道」02
○季語(蓼・秋)
【Profile】:熊本県熊本市生まれ。→有働亨は実弟。「ホトトギス」や「かつらぎ」に投句。1930年「阿蘇」を創刊。戦後は「水葱」を創刊主宰。
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有働木母寺掲載句
03春立つや濁りさしたる藺田の水(春立つ・初春)〈色彩464・濁り1〉2020/2/4