俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句083・耳03・佐野美智・2012-06-26
○「耳の裏洗ふやひとり梅雨の底」(佐野美智01)
季語(梅雨・夏)
耳の裏を洗っていると、天から降り続く雨の一番下に自分がいるような気持ちです。梅雨の底で日々の営みを続けているのです。
○佐野美智(さのみち)
代表句「ひと雨のあとの眠りに蚊火焚けり」02
季語(蚊火・夏)
1920年、神奈川県出身。1947年、→大野林火の「濱」入会。1962年、「濱」同人。1985年、現代俳句女流賞。1987年「方円」創刊同人。