俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句083・裏(空間)02・攝津幸彦・2012-06-24

2012-06-24 00:18:27 | 次元俳句

●次元俳句083・裏(空間)02・攝津幸彦・2012-06-24


○「路地を夜汽車と思ふ金魚かな」(→攝津幸彦06)

季語(金魚・夏)

平易な語句しか使っていない句ですが、解釈は難解です。金魚すくいでビニール袋に入れられた金魚が路地裏を運ばれていきます。夕暮れ時の路地の両側の家々に灯った灯が、金魚には夜汽車の窓のように見えているかも知れません。

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