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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句080・透明04・五島高資・2012-06-06

2012-06-06 00:00:05 | 色彩俳句

色彩俳句080・透明04・五島高資2012-06-06

○「背骨ように禁猟区を泳ぐ」(五島高資01)

○季語(無季)

【鑑賞】:透明な背骨。「透くように」というのは願望でしょうか。この背骨は色を失っています。そういえば山椒魚を掌に取ったとき、透明な背骨を見たときがあります。

 

五島高資(ごとうたかとし)

○好きな一句「火のやうに苺ならべて食べにけり」02

○季語(苺・初夏)

【Profile】:1968年、長崎県長崎市片淵町生まれ。88年「土曜」主宰・→隈治人に師事。93年長崎県対馬に内科医として赴任。95年度現代俳句協会新人賞受賞。97年、スウェーデン賞受賞。2000年現代俳句協会評論賞受賞。「」同人。インターネット俳句会「俳句スクエア」を創設し主宰。


五島高資掲載句
03曳航のあとに散らかる春日かな(春日・三春)〈方法418・光の物質化11〉2019/2/13

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