俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句080・味覚09・徳川夢声・2012-06-04
○「塩漬けの小梅噛みつつ冷酒かな」(徳川夢声01)
季語(冷酒・夏)
この「味覚」は酸っぱい味覚ですね。小梅のかりかりとした音も聞こえそうです。どうせ冷酒ならばキンキンに冷えたのがいいですね。
○徳川夢声(とくがわむせい)(1894~1971)
代表句「春の宵歯痛の歯ぐき押してみる」02
季語(春の宵)
島根県益田市生まれ、東京都育ち。弁士、漫談家、作家、俳優。ラジオ・テレビ番組などをはじめ、多方面で活動した日本の元祖マルチタレントとも言える人物。日本放送芸能家協会初代理事長。