俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句082・思考の物質化01・伊丹公子・2012-06-21
○「思想までレースで編んで■夏至の女」(伊丹公子01)※■印は1文字空け
○季語(夏至)
【鑑賞】:今日は「夏至の日」。方法俳句の見えないものの「物質化」。編み物をしていますが、いつのまにか自分の考えまでも編みこんでいってしまいました。何か考え事でもしていたのでしょうか!?
○伊丹公子(いたみきみこ)(1925~2014)
○好きな一句「夏深い音■これは■廃川に石抛る」02
○季語(夏深し)
【Profile】:高知市出身。1945年、→日野草城・→伊丹三樹彦に師事。同人誌「まるめろ」を経て「青玄」に拠る。1947年、三樹彦と結婚。第19回現代俳句協会賞受賞。
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伊丹公子掲載句
03「砂糖菓子■ほろほろ零す■如月は」※■は文字空け(如月・仲春)〈方法573・文字空け4〉2022/3/10