切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

チケット取れない五月文楽公演。

2005-04-07 08:33:44 | 恋する文楽
なんとか確保したのだけど、文楽のチケットって取るのはなかなか大変。

大阪ではそうでもないらしいのだけど、東京ではがんばらないとなかなかいい席は取れない。今回はあぜくら会員の先行予約日を勘違いしていて、6日の一般予約開始日に電話したところが、土日の第1部は完売。(第2部は席が合ったがあまり良席では…。)なんとか、平日に確保したのだけど結構後ろの方の席で「う~ん」と唸ってしまった。

中でも、第1部は3月の歌舞伎座でもやった「近江源氏先陣館」。歌舞伎との違いをじっくり観てこようと思っているのですが、双眼鏡必携の席になっちゃったなあ…。

それと、このあいだの公演から舞台の左右に浄瑠璃の文句が電光掲示されるようになったのだけど、わたし的には意外とヒットだった。今まではパンフレットについている床本をチラチラ見ていたのだけど、視線を瞬間ちょっとずらせばいいだけだし、舞台効果の邪魔にもなってない印象で、悪くないアイデアかなという気がした。ただ、「現代語でなく、言葉が難しくてわからない」という苦情もあったそうだけど、「それは別のところで勉強すれば!」って言いたくなりますね、意味も然ることながら言葉の響きが大事なんだから。
     
  <第一部>
近松半二・八民平七・松田才二・三好松洛
竹田新松・近松東南・竹本三郎兵衛=作
近江源氏先陣館
     和田兵衛上使の段
     盛綱陣屋の段

近松門左衛門=作
冥途の飛脚
     淡路町の段
     封印切の段
     道行相合かご

<第二部>
松貫四・高橋武兵衛・吉田角丸=作
伽羅先代萩
     竹の間の段
     御殿の段
     政岡忠義の段
     床下の段

菅専助=作
桂川連理柵
     六角堂の段
     帯屋の段
     道行朧の桂川

   竹本 住大夫  鶴澤 寛治  吉田 玉男
   吉田 簑助  吉田 文雀  ほか

                       
     
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