切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

教育を奪い返せ!

2008-12-02 23:58:32 | TVピープル
「『天誅、文科省局長ら殺害』と東大卒の男がブログに、逮捕」という記事を読んで面白かったのは、容疑者の言い分。、「理想を持って勉強してきたが、教科書で勉強したことと社会の現実が違っていたことを思い知り、文科省にだまされたという感情が高まった」って、そういうことを25歳で気づいちゃあ、勘が悪すぎるって!中高生ぐらいで気づいてくれなきゃ、ダメってもんでしょ、絶対!

「天誅、文科省局長ら殺害」と東大卒の男がブログに、逮捕(読売新聞) - goo ニュース

といっても、この容疑者の言ってることにも一理はあって、日本の公教育って役には立たないことは確か。

本来なら、義務教育が終わったら、一人で外国旅行ができるくらいの人間にならなきゃあ、わたしは嘘だと思ってるんですよ。

というか、外国に旅行すると、日本人なんてぼられる対象でしかないし、同じ東アジア人でも、中国人や韓国人はあのボリボリ大国インドでも、日本人みたいに騙されないって話ですよね~。

そういうこともあって、いわゆる「学力低下」とか「夜スペ」とかいわれても、わたしはそもそも日本における「学力」の定義を見直す必要があるって、前々から感じている。そして、日本のいわゆる「学力」が世界水準に全然達していないことの方が大問題だと思うわけですよ。

だいたい、東大出たって、外国の空港のキオスクの姉ちゃんにつり銭誤魔化されても、わからないくらいのウスノロなのが日本の教育の現状であって、これはもはや言語能力の問題というより、英語で言うなら「アティチュード(態度)」の問題!

つまり、「世界で自分の意見を堂々といえるような個人を育てる」というコンセプトが日本にはないってことが大問題だってことなんだとわたしは思うなあ~。

だから、たかだか日本語という言語的関税障壁に守られている日本人は、<総務部を中国にアウトソーシング>みたいなトレンドにどんどん負けていくってことになるんじゃないですか?

で、とりあえず、重要なのは敗因分析ってやつを一生懸命考えて、対抗策を実行に移すってこと。

ブログとかネットで殺人予告しているしているような想像力じゃあ、救いようがないんじゃないですかね~。

わたしなんか、初めて行った外国のキオスクの兄ちゃんに、「君はもうちょっと勉強しないとこの国には住めないよ」って言われたのが、いまだに原動力ですから!
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