切られお富!

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『麒麟がくる』の脚本家・池端俊作の、監督作品 映画『あつもの』!!

2021-01-22 23:59:59 | アメリカの夜(映画日記)
大河ドラマ『麒麟がくる』は最近の大河の中でも傑作ですね。大ベテランの脚本家池端俊作がここまで若々しい大河ドラマを書くなんてわたしは当初想像もしていませんでした。で、『麒麟がくる』の話は最終回後にするとして、半分忘れ去られている感のある池端俊作監督の映画『あつもの』をご紹介しましょう。主演は緒形拳!で、当時の小島聖がエロい。

わたしは以前VHSで観ているんだけど、アマゾンプライムで観れるとは!多分DVD出てなかったですよね。

予告編についている今村昌平の言葉が、「らしく」て良いんだけど、老境を描きながら、エロい。この頃の最晩年の緒形拳の存在感もよいし、なんだか、小説でいうと、室生犀星『蜜のあわれ』とか、谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』、川端康成『眠れる美女』あたりの境地なんでしょうか。

ま、改めて見直そうと思ってます。ネタバレしたくないんで、この辺で。




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