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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

朝生観ました。

2011-03-27 23:59:59 | TVピープル
ツイッターにもチラッと書いたけど、簡単に感想っ。

①ツイッター上で、「原発推進プロパガンダ」だって批判が起こっているけど、その通りだと思いました。もっとも、これは予想のつくことで、田原総一郎のやってる番組も元原発推進派リーダー格が出てましたからね。

とにかく、「災害準備はしていたが未曾有の災害だったので・・・。」なんて、簡単に容認していい話ではないと思います。(過去のデータや福島の共産党県議団の指摘を考えても。)

②今の時期に「ネガティブな情報を出すな」とか「ポジティブな意見を」って、戦時中の言論弾圧に近いものを感じます。これは勝間女史に言いたいこと。

③ツイッターでも話題になっているけど、勝間の原発に関する楽観的な発言には驚きました。原発本体の状況は全然好転してないし、やっていることも対処療法的だったり、周辺の状況の改善に過ぎない(たとえば、電気が繋がったとか)。

なので、「(原発は)基本的にはよくなる方向」という発言の根拠がさっぱりわかりませんでした。ほとんど、デマに近いんじゃないですか?

で、ツイッターにも書いたけど、勝間とか池上彰って、公式見解を整理してチャート化しているだけで、言ってることに深みとか鋭さなんて微塵も感じない。代理店の若い連中が持ってくる中身の薄いパワポ資料みたいな感じです。それで、ただただ滑舌だけがいい。でも、こういう頭空っぽで発言だけ歯切れのいい連中が出世したりするんでしょうけれど。うわべだけの「欧米化」というか。

④猪瀬直樹が電力量の総量規制に関して、「政令」を使えと盛んに連呼していたけど、「猪瀬直樹も随分官僚的になったものだ」と思いました。なぜなら、政官財一体の日本社会で、大企業が政府に逆らったりするわけがない。「政令」のあるなしなんって、本質論でもなんでもないからです。

逆に、「政令」がなかったら政府に逆らうような気骨のある大企業の名前を知りたいですね。

⑤今回一番活気づいたのは、東電社員との「計画停電」を巡る論議。しかし、この番組での東電社員の発言で、やっと火力発電所にも被害があることが分かった。今回の説明程度のことも、今まで東電はやってこなかった。このことこそ問題。

⑥この番組に限らずだけど、地上波は東電寄り、原発推進派寄りの発言しかできないのなら、放送する価値ないですね。「報道の中立性」って何なのかが問われると思う。CS、BSの方がまだ多少健全ですね。

PS:話題が暗いので、画像だけは明るくキューバの浜辺。今画像の整理中なんでいろいろ出てきます。
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