切られお富!

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映画配給会社ギャガ 中間決算、大赤字。

2005-06-02 18:45:36 | アメリカの夜(映画日記)
以前は映画評論家大高宏雄氏の礼賛本などでむやみに持ち上げられていた、映画配給会社ギャガ。しかし、そのバブリーな経営体質から、昨年、経営破綻。USENグループに買われて現在経営再建中だというのは、映画業界ではよく知られていた話だが、やはり経営再建などとても覚束ないというのが実状のようだ。

少し前になるが、日経新聞紙上でも取り上げられたように、ギャガの中間決算が発表となった。05年3月中間期の連結最終損益が38億8700万円の赤字(前年同期は45億円の赤字)。従来予想は1億円の黒字。

わたしには映画評論家の罪も重いと思うのだが、やはり問題は経営者。一時メディアにもよく登場した藤村氏、現在の社長でUSENの社長でもある宇野氏、両氏に映画業界でやっていく能力があるのか疑わざるを得ない結果なのではないだろうか?

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(さすがにこの本、絶版ですよね?)

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