アラフィフは楽し その1

20代も面白かったが、いわゆるアラフィフも楽しかった。
第二のモテ期？何回かに分けて記していきたい。
いままで少し違った内容になるかもしれない。


今年はオリンピックイヤー。この年もオリンピック。アテネ大会だっただろうか。
春から新しい仕事をはじめた。新卒で勤めた会社の関連会社だった。本社ではなく、ローカルな営業所のそのまた出先で臨時事務所のような留守番と接客だった。

待遇はよくないが、留守番なので、何をしていてもよかった。当時、通信の大学に在籍もしていたので、課題をやったりしていた。たまに来るお客さんの応対もけっこう楽しかった。

約30年ぶりに戻った業界だったし、新鮮な気持ちでワクワクしていた。まだ、私がいたころの社員も本社には残っているようで話題にもことかかなかった。

私より、約一回り若い男性が主に担当だった。子どもたちの手が離れて、私も少しオシャレをするようになっていた。なぜか、下着にまで気を配るようになっていた。

週一回か、二回の仕事だったが楽しかった。担当者は車で来ていると家まで送っていってくれたり親切だった。

在籍している大学の地域の集まりも盛んで、勉強会と称しては飲み会があり、けっこう参加していた。当時、私が年齢的には上のほうではあったが、年齢関係なく楽しむことができた。

子どもは大学生。子育てからの開放感を満喫していたのかもしれない。たびたびの飲み会で深夜の帰宅が増え、子どもたちも、私の遊びには、あきれ半分慣れてきたようだった。