ブラームスチェロソナタ1番1楽章。
ばっちり練習していったつもりだったのに、しょっぱなから直される。
「最初のEは一番大切。深い音で。弓のヘッドが上がっているから深い音がでない」「そうそう、その位置」
一番いい音が出る場所を一番いい角度でダウンすると手が楽器の出っ張りに当たってしまう。
「こういうことも考えて楽器を選ぶ」
確かになあ。買うときはそんなこと考えなかったもの。
小節ごとに直される。どうも音が抜けてしまうくせがある。ブラームスはねっとり、ねばっこく演奏するものらしい。
4小節目 このF♯の音が大切。そのためにはその前のEは絶対抜かない。
26小節目~29小節目 ぷつぷつ切らない。8分音符は繋げて、低い方のBに向かって弾く。グリッサンドが入ってもいいから、切らない。
46小節目 2拍目が抜けている。4分音符すべて同じ音量で。腕の重みを利用。
50小節目 ここで調が変わるのでEを大切に。
63小節目 4拍目の8分音符も抜かない。
こう書いていると「抜かない」という指示がやたら多い。意識して抜かないようにしよう。
1ページも弾かないのに、疲れてしまった。
「ブラームスって、ねっちりですね。疲れますね」というと
「力を入れないで、腕の重さを利用すれば疲れない」と返ってきた。
先は長いです。抜かない、弓を直角を意識しよう。
ヘンデルのduoソナタ、ファーストを見てもらう。
高い音が苦手というと、高い音階練習をすれば、恐くなくなるとのこと。
とてもDuoしてくださいとお願いできる雰囲気ではなかった。。。。